災害時の対応を知るマネジメントPost-disaster actions 災害時にどのような災害廃棄物対策を進めるべきかを知る

寄稿:災害廃棄物処理支援員(人材バンク)の活動と成果

佐久市役所 環境部 生活環境課 大井 大輔

打合せ風景1

2023年5月

 

 

目次

  1. 人材バンク登録のきっかけ(自己紹介)
  2. 石川県小松市への支援
  3. 支援のポイント、留意したこと
  4. 受援先の反応や成果
  5. 支援を通じて

1. 人材バンク登録のきっかけ(自己紹介)

 石川県小松市が令和4年8月4日の大雨により被災したことから、令和元年東日本台風の際に佐久市が支援していただいた恩返しをしたく、支援方法を模索していたところ、中部地方環境事務所資源循環課から災害廃棄物処理支援員としての支援についてご提案いただき、登録後すぐに小松市へ支援に入らせていただくこととなりました。

2.石川県小松市への支援

令和4年8月24~26日、10月13~15日に支援に入らせていただきました。災害等廃棄物処理事業費補助金の申請に係る査定の際に、必要となる災害報告書の作成が主な支援内容で、小松市の執務室でPCと机を提供いただき、災害廃棄物発生量推計などの支援を行いました。

打合せ風景1

3.支援のポイント、留意したこと

 自分も令和元年東日本台風による被災当時、災害報告書とはどのようなものか全くイメージが湧かなかったので、とにかく実際に書類を見ていただくことが大事と思い、事前に書類を送付し、その後現地に入りました。
 通常業務に加え災害廃棄物の処理を行うということで業務量が集中することから、様々な状況を伺いながら、現時点で整っていないこと、すぐに整えなければいけないこと、後から整えればよいことなどを現場で整理し、できるだけゴールを見えやすくすることに努めました。
 また、事務処理等は自治体によって運用が異なる面もあるので、「佐久市の場合」、「被災当時に他自治体に確認した内容」など、判断材料としての経験等を伝えました。

4.受援先の反応や成果

   小松市のご担当者には、自分に確認してほしいことや進めてほしいことなどを明確にしていただいたほか、被災の現地も案内していただき、状況を把握したうえで可能なアドバイスをすることができました。
 令和元年東日本台風の際に、佐久市へ実際に支援に来ていただいた方も課内にいたため、コミュニケーションも取りやすく、お伝えしたことに積極的に取り組んでくださいました。

5.支援を通じて

同じ自治体職員の目線で、被災自治体が困っていることだけでなく、気付いていないことも含めて明確にしてあげて、事務を進めるための土台を作ることが、自治体から派遣される災害廃棄物処理支援員として主にお役に立てることではないかと感じました。

 

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