関係者とつながるStakeholders network 人と人、組織と組織のつながりで災害廃棄物の対策・処理を進める

【リレー寄稿】藤波和由(ふじなみかずよし)

藤波和由(ふじなみかずよし)

珠洲市環境建設課 課長補佐兼係長(石川県出身)            

(2026/2/27掲載)

リレー寄稿_藤波和由

災害廃棄物に関わったきっかけ

 令和4年6月に珠洲市を震源とする震度6弱の地震が発生し、市役所近くの神社の鳥居が倒れましましたが、住家の倒壊はなく、割れたガラス等の臨時収集をする程度の対応で済みました。
 しかしながら、その頃から地震活動が顕著となり、翌年の5月5日に震度6強の令和5年奥能登地震が発生し、270棟を超える建物が全壊となりました。公費解体が軌道に乗り始めた矢先の翌年元旦に令和6年能登半島地震が発生し、市内全域に甚大な被害をもたらしました。また、同じ年の9月には令和6年奥能登豪雨に見舞われ、災害廃棄物への対応が続いています。

もっとも強く印象に残ったこと

 令和6年能登半島地震では、これまでに経験したことのない長時間にわたる大きな揺れが続き、市内の至るところで家屋や電柱が倒壊したほか、液状化による路盤やマンホールの隆起と舗装の亀裂により道路網が随所で寸断されため、復旧は著しく困難に思えました。
 このときばかりは絶望を感じましたが、多くの皆様からの献身的なご支援により、復旧が急速に進んでいますことは感謝の念に堪えません。

現在の災害廃棄物対策との関わりや今後取り組みたいこと

 令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨による公費解体と災害廃棄物処理に関する業務に引き続き取り組んでいます。駆け足で作業を進めてきたため、一段落ついた時点でこれまでの振り返りと整理が必要と考えております。

災害廃棄物対策に関して欲しい情報、共有したい情報

 啓開などにより混合状態となった廃棄物は通常の分別が困難であるため、混合物の種類別の比重情報が多くあれば推計の精度向上につながるものと思います。

その他、災害廃棄物対策に関する思いなど

 この度、全国の皆様から災害廃棄物への対応に多大なご支援をいただきました。大規模災害が起こらないことを願っておりますが、いつか今回の経験を活かして被災自治体の災害廃棄物担当のお役に立てればと考えております。

スマートフォン用ページで見る