星 直幸(ほし なおゆき)
石巻地区広域行政事務組合 石巻広域東部衛生センター 主幹(宮城県出身)
(2025/10/31掲載)

災害廃棄物に関わったきっかけ
平成23年3月11日の東日本大震災では、当組合所管のごみ焼却施設及びし尿処理施設が被災し、廃棄物処理施設災害復旧事業により、災害報告書作成など経験の無い業務に携りました。
令和2~4年度に本組合を構成する石巻市に出向となり、ごみ減量の施策などの担当の傍らで、「令和元年東日本台風」「令和3年福島県沖地震」「令和4年福島沖地震」による災害廃棄物の処理、被災した家屋の解体などの業務を経験させていただきました。
もっとも強く印象に残ったこと
平成23年東日本大震災での大津波によって、街が壊滅していた光景が今でも目に浮かびます。廃棄物処理施設の災害復旧に多方面から多大なる支援をいただき、発災から4か月で復旧に至ったことは感謝しきれません。
その思いのもと令和6年能登半島地震で、石川県珠洲市に支援させていただきました。
現在の災害廃棄物対策との関わりや今後取り組みたいこと
現在はし尿処理施設の維持管理の業務に携わっており、災害廃棄物対策からは離れていますが、災害が発生した場合におけるし尿の受け入れなど、迅速に対応できるよう受入体制の整備に努めていきたい。
災害廃棄物対策に関して欲しい情報、共有したい情報
災害廃棄物処理支援員制度(人材バンク)については、都道府県・市町村などの自治体がより活用しやすい制度の構築が必要と思われます。また、既存支援員のみならず新たな支援員の育成などを全国的に進めてほしいと思います。
その他、災害廃棄物対策に関する思いなど
私も支援員制度を利用し、石川県珠洲市に支援に入りました。地域的な課題もありますが、近年の災害は、複合的な災害が多くみられ、支援員一人の経験だけでは困難な場面も感じました。支援員同士のつながりを通じて、複数の支援員がチームとして被災地に入り、被災自治体の支援につながるのではないかと感じております。